ホーム>POOL DUCKブログ>2010年8月

2010年8月

お盆休み

今月から、朝早くから夏期講習として各校舎にぎわっていましたが、プールダックは明日(8月12日)からお盆休みとして全校舎お休みとなります。
その告知を生徒にしたところ、『お盆ってなぁに?』と質問され、それに答えられなかったので、何故“お盆”と言うのか、インターネットで調べてみました。

今から二千四百年ほど前、お釈迦さまが仏教の教えを説いておられた頃のインドでは、毎年7月15日、ウランバナとよばれる、先祖の魂をまつる、仏教の行事がありました。古代のインドでは多くのご先祖が、逆さに吊るされたり、火あぶりにされる、苦しみの世界に落ちると考えられていたようです。それらの先祖を救う為、お盆が営まれるようになった、という考え方があり、このウランバナが、仏教とともに、中国を経て、日本へ伝わってきたのです。そうです、そのウラバンナを音写(漢字にあてる)すると“盂蘭盆会”、これが、つまり“お盆”のことです。

・・・だそうです。

台風上陸の可能性もある様ですが、このお休みを有意義に使いたいと思います。

夏期講習

夏期講習で、朝から夜まで校舎は盛り上がっています。
普段は学校があるので、授業は夕方前後に始まりますが、夏休みは朝から授業があります。
小学生から高校生まで、みんなそれぞれ勉強に宿題に頑張っています。
朝9時からの授業では「ねむーい」とテンション低めに塾に来る子供たちも、昼授業が終わる頃には「マック食べにいこ~!」と元気よく帰って行きます。そしてまた生徒が来てテンションMAXで授業を受け、また帰る頃には別の生徒が来て・・・とかなりの盛り上がりをみせています。
彼らの計り知れないパワーと元気を吸収し、私もテンションMAX状態で授業をしています。
子供たちのパワーは本当にすごいです。私も彼らに負けないくらいのパワーで夏期講習をやっていきたいと思います!

夏旅行を終えて

先日の夏旅行は、体験すること全てが
生徒にも自分にも熱いものでした。

緑や自然の「雄大さ」と「偉大さ」に感動し、
人を育むにはこのような場所にいることも必要なことだと
改めて感じました。

さて、夏旅行から帰ってきた私は、生徒たちから

生徒「先生、焼けたね。」     

生徒「先生、少し黒くなったね。」 

などという言葉を結構聞くようになりました。

私自身は実感がないのですが、元が白いので、
周りからは余計に目立つのでしょう。

元来、焼けたら赤くなり、痛さにのたうち回る体質のはずが、
ここ数年は、赤くならず痛みもそんなにないほどになりました。

とはいえ、日差しは強いです。

浴びても浴びすぎないよう気を付け、
「今年、色白はどこまで焼けるのか。(=今年はどれくらい日差しが強いのか)」
を身をもって実験してみたいと思います。

夏休み終了後をお楽しみに。

山下学 vol.156 大阪2児放置死事件

この事件は日本中を震撼させています。
それは、大きな不安が駆け巡っているからです。
その不安とは、誰しもそうなってしまう部分もあり、
その恐さが冷静に人事ではないと考えられるです。

みんな我が子が
可愛い。
愛おしい。
と思うが、それは心が安定したとき、
しかし、忙しかったり悩み事などあったとしたら
気持ちが不安定となり、苛立ちから我が子へぶつけてしまう
こともあるかもしれない。

だから子育ては夫婦ともの協力して育てる必要があるのです。
相談でき、喜怒哀楽を共有することで困難も乗り越えていけるのです。

この大阪2児放置死事件は、この身近な大田区にもあるかもしれません。
まず、親としてしっかり子育てを考えることが大切。
生まれ育った環境に弊害が遭ったとしても、それが遭ったから事件を
起こしてしまったことはしょうがないとは済まされない。
生まれてきた子どもの人生を奪った罪は、人として最低価値に等しい。

正直、大人として、親として、全てにおいて未熟だったとしか言えない。
本当は親になってはいけなかった。
罪もない我が子を自分勝手な思いから、子育て放棄を判断した。
選択権もない子ども達、きっとこれから素晴らしい人生があったかもしれないのに・・・
初めて産声を聞いて産まれたあの日を忘れてしまったのだろう。
よく生まれて来てくれたね!ありがとう!という思い、
そしてこの子を大切に育て上げる思い、
全て忘れてしまったのだろう。

様々な彼女の中であったかもしれないが、許すことはできない。

私は、たくさんの子ども達と接している中で、
親御様のご苦労もたくさん聞くのだが、
大変だけどそれが親の責任であると話される方が多く、
私もそう思い感じるのです。

いい事もあれば、嫌なことも事もある。
心配もあるが、将来を期待する。

世の中子どもが欲しくてもなかなか授からない悩んでいる夫婦だっている。
その人たちの思い悩みから考えたら腹立たしさの極みであるでしょう。

子どもの命を簡単に考えていけないのです。
全ては親次第で子どもの人生も変わってしまうのです。
この事件をきっかけに親として、冷静に初心に戻って
再度考え改めることが私達にできることなのではないでしょうか。

私も一親として、講師として、人として見つめ直したいと思います。

宿題

近頃夏休みの宿題を終わらせるために塾に自習に来る生徒が多くなりました。
うれしい限りです。
そんな生徒達に僕からのアドバイスが一つ。

作文等の嫌なことを後回しにせず、先に片付けてしまいましょう。

夏休みを満喫できるようにみんな頑張れ!

山下学 vol.155 親だけで子は育たない

どうしてこの題名にしたのか

先日2泊3日で3回目の夏旅行で石川県珠洲市に訪れた。
親元離れて伸び伸びと楽しんでいる。
誰一人として寂しそうにしている顔を見ることはなかった。

夏旅行の目的の1つは、自ら行動すること。
誰かに教えてもらってから行動に移すのではなく、
考えてどうするべきは自らが判断する力を養う。
また、みんなと協力して過ごすことで絆を深めることもできる。

親は心配するが、それは全く意味がないというくらいに
子ども達は楽しんでいる。
塾の中で絶対に見られない笑顔。
泣いていても無視され、その後に意味の無さを感じ、
自分の弱さを感じ取れればさっきまでが何だったのかと言いたいくらいに元気に戻る。
これが子どもの力なんだと思うし、それを待つしかない。
待ってあげたい。
私は更にその子に泣いて意味あった?と聞くと
「ない」といい
何で泣いたんだろうと言っているくらいの始末。
だから泣けば誰かが助けてくれる、手を差し伸べてくれると思っている
心があるからそう選択した。
でもそのルールは、夏旅行では通用しない。
弁当でさえも好き嫌いを言えない。全て食べなければ私に叱られる。
その恐さを思えば、何でも食べられるらしい。
じゃあ結局は、食べられるのだ。
甘えているだけ、甘えられる環境が家にあるだけ。

親が手を差し伸べなくても自ら伸ばす気持ちは、
親から教わるのでなく、他人から得るのだろう。

だからたかだか3日間くらいでも大きく成長し逞しく家路に着く。
我が子の元気溢れる思い出話しを聞いて、子どもの成長を感じている。

私は、厳しく生徒に接し、面白く生徒に接し、分かりやすく生徒に接し、
何より安心感を与えるように接している。
これが、他人愛で親では決して真似ができるモノではない。

残念ながら私自身も我が子へは他人愛を与えることはできないのだ。

夏旅行!

7/30~8/1にかけて、石川県珠洲市に夏旅行に行ってきました!
今年は農業体験から始まり、星空観察、地引網、地元の子どもとの交流会、ホームステイ、豆腐作りといったイベントを行いました。

初日は出発時の悪天候が一変、珠洲市に着いた時には見事に天候が回復してくれました。
農業体験ではジャガイモ掘りを行い、その後かぼちゃの苗を植え、荒れていた畑の修復を体験しました。
子どもたちは「大きいのがとれた」「小さい苗から大きなかぼちゃができるなんてすごい!」と興奮しきりでした。
キャンプでは、テント張りから班で一致団結してみんな頑張っていました。
年上の子が年下の子を本当によく面倒を見ていて、塾では見られない一面を垣間見ることができました。
天体観測では、なんと流れ星が出現!「願い事し忘れた!」とみんな大騒ぎ。とてもきれいな星空でした。

2日目は地引網からスタート。ここから現地の子供たちも合流。「久しぶり!」なんていう子どもたち同士の声も聞かれました。
昨年はクラゲが多く不漁でしたが、ことしは鯛、スズキ、エイ、アジなど本当に食べきれないぐらいの魚が取れました。大満足のバーベキューとなりました。
その後、宝立中学校にて交流会。ドッジボール、クイズ、リレーを行いました。
子どもたちの元気さに圧倒されっぱなしでした。
その後は、入浴を経て各家庭へホームステイ。

3日目。ホームステイから戻ってきた子どもたちは「能登牛食べた!」「花火をやった!」「朝から畑仕事したよ(高校生)」とホームステイ先を自慢しながらの再会です。
豆腐作りでは、初めてにがりを舐めて悶絶する子が続出。
その後自分たちで作った豆腐に感動していました。
最後は親への感謝の手紙を書き、現地から投函して帰宅となりました。

本当にブログでは書ききれないほどの思い出を作ることができました!
そして何よりも本当に子どもたちの笑顔がうれしい旅行でした!

最後に今旅行でご協力くださった観光交流課の皆様、ホームステイを受け入れてくださった珠洲市の方々、いろいろ手伝っていただいた「のうきゃ」の方々、各種体験をさせていただいたスタッフの方々、子どもたちを夏旅行に参加させてくださった親御様、本当にありがとうございました!
皆様のおかげで今年も素晴らしい夏旅行となりました。
夏旅行を担当させていただき、本当に幸せだと感じた旅行になりました!!

PS 今年度も近日中に旅行の写真をUPします。
   交流会の影響で現在全身筋肉痛です…
1.jpg

ページ上部へ