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2009年10月

エネルギー

物理で位置エネルギーと運動エネルギーという言葉がある。
物質があるとすると、高い位置にあればあるほどエネルギーが大きく、速度が速ければ速いほどエネルギーが大きいのである。

最近このエネルギー値が低い子ども達が多い気がする。
別に高い位置にいるとか、足が速いという意味ではなく、何かに打ち込むエネルギーが欠損してるのという意味です。

塾で働いているものとしてこんなことを言うのも変かもしれないが、それは勉強ではなく、運動でも何でもいいと思う。そうすれば、今までの自分ではなく新しい自分に会えるから視野が広がる。

とりあえず何かに打ち込もう。そうしたら新しい自分に絶対会えるから

山下学 vol.102  私達は悪くない

この不景気なんなんですかね?

いつまで我慢すればよくなるのか?

どうしてこんなに世の中が可笑しくなったのか?

目や耳にしていても私には理解し難い。
私たち庶民が問題なんて何も無い。
世の中のお偉いさん達が起こしたことでそれに振り回されている。
なんなんだ本当に、腹立たしいしふざけるなと言いたいものだ。

今までも
一生懸命生きてきたし
これからも
一生懸命生きていく
ずっとずっと
変わることなく続くのだ

私達は決して悪くないのだから
辛いかもしれない、苦しいかもしれない。
でも家族のために、自分のために、みんなのために
諦めず前向きに考えて一生懸命生きていきましょう。

さあ元気が湧いてきた。

私はこれから寝るが、明日も悔いが残らぬよう精一杯頑張りましょう!!

マナー

先日、映画館に映画を見に行きました。
原作を半分近く知っているものだったのですが、映画版は原作と一部変わっており、作品の醍醐味である頭脳戦・心理戦を十分堪能する事が出来ました。

しかし、一つ残念な事がありました。
それは、上映の間ずっと話している人がいた事です。(しかも僕の真後ろの席・・・)

後ろの席で、『これはこういう事なんだよ』ですとか、『この後こうなるんだよ』という風に解説を初め、最悪な事に、感動的なシーンに『あれ?原作ではこうなるんだけど』と言っていました。


人それぞれ楽しみ方というものがあるとは思いますが、他の人に不愉快な思いをさせるのはマナー違反だと思います。
“自分も同じ様にマナー違反をしてないか”と今一度自分の言動を振り返ってみようと思いました。

みんな咲く花

活き活きと生きている人は 日々懸命に努力している人
努力のご褒美が その人を活き活きと輝かせる


自分の夢を叶える人は 最後まで夢をあきらめず努力する人
努力のご褒美が その人の夢を叶えてくれる

人はだれでも花を咲かせる
痛みや苦しみ 喜びや感動をつみ重ね
かならず人は自分の花を咲かせる


私が中学生だった時、学年主任の先生が書いた詩の一部です。
当時、勉強・友達・恋愛の事で悩んでいた私にとって、
この詩は大変心に響きました。
実際、今もこうして覚えています。

心に響いたものは何年経っても心に残り、
今でもその言葉に助けられる事があります。

幸い、私も子ども達と接することのできる仕事をしています。
日々子どもたちと接する中で、彼らに何か伝えられたらと思います。

ブロッコリー

先日石川県珠洲市に訪問してきました。
目的は塾長山下のブログにも書かれていた『農業ビジネス』です。

珠洲市では共に事業を進めていく農家の方々とお会いし、畑もいくつか見させてもらいました。
その中にはプールダックの夏旅行でブロッコリーの苗を植えさせて頂いた後谷農園もあります。
子ども達が植えたブロッコリーは写真のように葉が出てきている状態です。
旅行に参加した生徒はこの写真を見たら驚くと思います。
あと数週間で収穫のようです。
楽しみにしていてください!

DSCN0614.JPG

勉強方法

今回の中間テストの結果を受けて満足いく結果が出た人、目標点数に届かず満足いく結果を出せなかった人などそれぞれの思いがあると思います。
11月には期末テストがあり、教科数も9教科に増え中間テストよりも勉強時間を増やさないといけないことは間違いないでしょう。その中で大事なことは予定を立てて勉強することです。ただやみくもに勉強するのではなく、各教科のポイントをしっかりおさえてひとつずつ理解、暗記をしていくという様な作業が必要です。
もし予定の立て方について分からないという人はいつでも聞きにきてください。
3年生にとっては受験に影響する大事なテストになります。早めからの対策を心がけていきましょう。

山下学 vol.101 松下幸之助

おはようございます。

折角早起きできたので、ブログを書くことにしました。
最近、読み終えた本の中で印象に残った言葉を今日お伝えしましょう。

みなさんは、松下幸之助のいう人を知っていますか?

豊臣秀吉や織田信長や徳川家康という歴史的人物ではありません。
しかし、その人たちに匹敵するぐらい世の中に貢献した人であることがわかった。
それくらい凄い人なのである。

ご存知ない人のために少し紹介しましょう。

松下電器と言えば、お分かりになったかもしれないでしょうが、この方がその松下電気を
作った創業者です。現在は、その意志を受け継いだ後継者がパナソニックグループに新しく
生まれ変わっています。実は私達の生活の中に実は彼がいたのです。
知らなかったですよね。
残念なことにもう彼はこの世にいません。1989年に94歳で亡くなりました。
今から丁度20年になりますから、若い子は知らなくてもしょうがないでしょう。

彼が生前に設立した松下政経塾は、私財70億円を基金として21世紀に理想の日本を
実現するために諸理論や方策の探究と、それを推進していく人材育成を目的とし、
自修自得、現地現場主義、徳知体三位一体の方針を基づき、人間を磨き、志を確立するべく
世の中に多くの政界、財界人を輩出している。

この塾生に伝えるメッセージの1つを今日お伝えしましょう。

「人情の機微は教えることはできない。学ぶのではなく、自分で悟るしかない。
しかし、その人情の機微こそが、人生の根底であり、いちばん大事なことである。」

人情の機微を知ることは非常に大事やけど、いちばん難しいことやな。
人情の機微を知ったら、天下でも取れるわ。しかし、それを知っている人というのは
少ないな。自分でもいろいろ当たって砕けたりしてやっていくうちに、
自然につかめるものだから、自分で悟ってつかまないと仕方がない。
学ぶべきものでなくて、それは悟るべきものである。だから教えるというても、
教える道がない。それにそれぞれが持っている持ち味から出てくるものやな。
しかし、原則としては、思いやりというものが必要や。人に対する思いやりというものが
わかっていないといかんな。大臣に会った時にはどういうふうに接するとか、自動車の
運転手さんに対してはどういう応対をするとか、そういう思いやりを常にもっていないといけない。
そういうところに人情の機微があるのではないか。
人情の機微がわかったら、思うとおりのことができるわ。
行く手に障害も起こってこない。人情の機微がわからないから障害が起こってくるわけや。
察しのいい人は、やはり人情の機微がわかっている。女性に魅力を感じてもらえるような人
はあかんで(笑)。君はどうや。
まあ見込みあるな。人情の機微について、君がそう考えただけでも偉いと思う。
やっぱり多くの人に接して、色々なことをやっていって初めてわかるというものやろうな。
サービスという言葉があるわな。サービスというものは、言い換えれば、
仏教でいう慈悲の心や。慈悲心がなかったらあかん。
サービスは慈悲心から出てくる。そういう慈悲心を欠けたサービスというものは、
つけ足や。ほんとうに人を動かすことはできない。
いくら人情の機微を理解して、それを実行しているようでも、ほんとうにそれが生きてくるには、
その奥に慈悲心がないといかんな。それが根底やと思う。
しかし、君が言うように、人情の機微を知るには人生でいちばん大事なことや。
事をなさんとする者の要諦はそこにある。
だから君はそういうことをつかまんといかんわけや。
(1983年2月4日)

私は、これを読んだとき、生きていく上でいちばん身につけないといけないことは
思いやりの精神である。幾ら勉強ができても思いやりに勝るものはない。
サービスとは慈悲心であるをおっしょっているが正にその通りである。
サービスは、相手への思いやりや心配りから成り立つもの。
この心を持って行なわなければ、大事な思いは伝わらない。
結局、本物のサービスはできない。
サービスは相手の心を掴んでこそ意味をなすと私は思うのです。
私は、みなさんに本物のサービスを提供できるよう努めていきます。

私が教えたい勉強とはこういうことなのです。
それが生きる術になるのだから。

出会いと別れ

一昨日、ある目的のために珠洲へ行ってきた。
向こうは、東京と比べると肌寒く5度の差はあった。
でも、心地良い風が吹いて心が癒された。

今回の目的は、新規事業のために訪れたのだ。
何をやるのか。

珠洲と言えば、何だと思いますか?


農業と漁業の町なんです。

私は、そこで農業に注目し、新しいビジネスと考えました。

もし自分がこんなサービスがあったら嬉しいなと思えることを
農業ビジネスとしてはじめようと思ったから。

①農家の人たちの顔と声が聞こえ、自分たちの声が届く。
②自分の家族構成を農家の人たちが把握して考えて送ってくれる。
③安心と安全は勿論、更に安定を与えてくれる。(値段が1年を通して同じ)
④ただ送ってくるのではなく、楽しみを運んでくれる。(1回1回サプライズを用意)
⑤旬の食材を取ってすぐに送る。
⑥現地で食するレシピなど教えてくれる。

みなさんは、国産といって色々なところの食品を購入している。
田舎の人たちは、野菜は買わない。
何故なら、自分たちで食べる分を作っているから。
安心と安全と安定を自分たちで供給しているシステムがそこにある。
だから何時値段が上がろうが、下がろうが関係ないのだ。

私たちはどうだろう?

安心と安全をお金で買っている。
高ければ、なぜか安心を買っている感じがする。
これって本当?
しっかり自分の目で見た?
当然大丈夫でしょうと思っている。

本当に自信を持って大丈夫と言えるものが食べたくありませんか?

私たちのために考えて作ってくれる人たちがいるって幸せではありませんか?

わたしはこれをみなさんに届けようと思います。

試験を行い、しっかりお届けできるよう準備を整えてる最中で、
来年6月をスタートする予定です。

是非是非、ご参加を宜しくお願いします。

今までにない感動をお届けします。

私は、これからの若い農家の青年たちに会ってきて、新しい農業のかたちを
つくっていけると確信しました。
私たちにできて彼らにできないこと、彼らにできて私たちができないこと。
お互いが思いやり、食物を通して地域と地域が繋がっていくことがこの大田区が
やらなければならない。人を思いやる大田区。人情に溢れる大田区。
私たちは、そういう大田区民でありたい。
私たちの応援で珠洲の農業を発展させることができるのだ。

だからこそこの出会いを大切にしていきたい。

そして残念な別れがありました。

私を応援して下さった珠洲市役所の山岸さんがお亡くなりになった。
重い病気であったことは耳にしていた。
いつかはこの日が来るとは思っていたが、現実となると心痛む。
去年の3月に一緒に飲んだことが私の一番の思い出です。
あの笑顔が今でも思い出す。

私は山岸さんが応援して下さった思いを大切に命を懸けて努めていく。

みなさんの応援が私のエネルギーです。


山岸さん 今までありがとう御座いました。

天国でも応援して下さい。 俺はやります。

山下学 vol.100 プールダックにとって地域は宝物

私はこの大田区で生まれ育ち、大田区で仕事をしている。
子どもの時は勿論、学生時代も大田区に対して愛着を感じて生きたことは
1度もなかった。
しかし、今ではこの大田区を何とかしたい、貢献したいという気持ちでいっぱいである。
大田区で約10年間仕事を通して、地域の人たちと繋がりをたくさん持てたからだと思う。
それからKAMATA PROJECTを第一弾として4年前から始まった。

そこで、私は考えた。

来年、プールダックの祭りをやろう!!

日時などはまだ、決定はしていないが、後日みなさんに報告します。

コンセプトは【地域の人たちがみんなで地域ブランド(思いやり・心配り)をつくる】である。
東京という都市は、とても大きい。
だからこそ、人間関係が希薄になってしまう。
余計な問題を起こしたくないから、関わることを避けるようになる。
これが、私たちの身の周りで起きている。
これって子ども達の地域環境がいいと言えるのか?

勿論、言えないでしょう。

私が、伝えたいことは、「こんにんは」の挨拶、譲り合いなど、他人とどううまく付き合う
ことができるのかとても大事な社会勉強の場だと考える。

色々な人たち触れ合うことができる場。
それが、お祭りである。

みなさんに、来年感動と喜びを与えられるイベントをお届けします。
楽しみにして下さい。

多分来年9月中を予定しています。

引越し

先週の日曜日に6年間住んでいた家から、新居へ引っ越しました。

6年間も住んでいると、家の中はいらないものだらけになっており、粗大ごみだけでトラック1台分にもなりました。(正直びっくりの量です)地球に対して申し訳ないと思ってしまいました。

しかしながら、新生活を向かえて1週間が過ぎましたが、ずっと新鮮な気分になっています。気持ちを一新するというか、何か妙なすがすがしさがあるといった感じです。
思えば、前回の引越しはPOOLDUCKで働くことが決まっての引越しでした。なので、当時のことを思い出すと余計に新鮮な気持ちになるのかもしれません。

気分一新の思いでこれからまた生徒たちと本気でぶつかっていこうと思います。

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