山下学　vol．284　時代適応型子育てを

現在夏期講習の真っ只中、校舎を行ったり来たり往復で
時間に追われる毎日を過ごしています。

今日は、テーマを未来的子育てについて
お話させて頂きます。

現在の子育ては増々難しくなっている状況であります。
団塊世代の子育ては終わり、バブル時期に生まれや団塊世代の子供達が
親になっている時代です。
自分たちが育った環境とは大きく異なります。
昔はゲーム問題が中心となり、今でも勿論問題でありますが、中心は携帯電話でしょう。
どこでも携帯し、ゲームやインターネットなど依存度高い中毒気味な環境を
作っていいます。この状況が子育てを難しくしている原因なのです。

あって便利よりむしろ不便の方が多いのではないでしょうか？

でもみんな持っているという言葉に親は弱い・・・・

わが子への優しさは買ってあげることでなく、我慢を教えることや約束を守ることなど
みんな一緒なんて在りえないのです。
特に携帯電話（スマートフォンなど）は、本人がかなりしっかりしていないと
親が管理できずろくなことに使わない。
調べものや簡単に連絡を取れるツールとして便利だと言っていても、
くだらない動画やメール・ブログ・ツイッター最近はラインなど
どうでもいい話や悪口や悪ふざけをしたり、誹謗中傷でいじめの原因だって
つくっているような状況です。
つまり本当に良い意味で使用することが少ないのです。

この時代にあった考え方をしないと大変なことになってしまう。

そう思う親御様は、我が子に嫌われてもいいから、
依存度が高い子は、約束をして守れなかったから一時的に親が預かり
使用できなくする環境を作ることが必要です。

私たちの時代になかったものが今はある。
だから同じ考えではうまくいかない。
しっかり今に合った親の考えが必要である。

言っても聞かないからと諦めることは、我が子の未来を諦めることと同じなのです。