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山下学 vol.122 公立中の現状

昨日ニュース番組ZEROで公立中の校長先生が出演していた。
これを見て衝撃を受けた親も多いかと思うが、これが今の公立の現状なのだ。

何故校長自ら出演したのか? 皆さんはどう考えますか?

私は今の現状を曝け出し現場の教師だけではなく、親や地域を含めて考えなければ
ならないと訴えたかったのではないかと思う。
従来の接し方では対応ができないもどかしさや悩みを打ち明けて
今一度考え直す必要があったからだろう。
私たちが住んでいるこの大田区も他人事ではない。
現にこの不況下公立中離れは加速している、
その一番は公立中の環境が悪いから、具体的に言えば全ての環境である。
ゆとり教育による学力低下や生徒同士の生活態度など
私立・国立中との差は歴然であり、環境をお金で買う時代に突入している。
中学校や地域によっては問題の差があるだろうが、
子ども達の身勝手は行動に現場の教師は悲鳴を上げているのも事実である。

この問題を解決するには、何が一番必要なのか?

私は、厳しさの中に温かい愛情を持つ。
時には厳しく、時には優しく、時には楽しく、時には悲しく、
のように喜怒哀楽を共に共有することで子ども達の心は間違いなく開く。
決して彼らはただ反抗したいだけでなく訴えている。
本当は素直で良い子はみな共通しているが、思春期などが重なり自己表現に困惑している。
そのことを受け止め、おもいっきり打つかってくるおいでと思ってもらえる愛を
持たなければ解決は難しいだろう。

安心してぶつかってくれる環境を
私達が君達を見ている環境を
大事に思っている環境を
親の変わりになっている環境を
勉強面を強化し戦える環境を


そうすれば大きな問題は、簡単な当たり前の問題に変わる。
私はそう思うのです。
今も昔も子どもは子ども、
気難しくなったとすれば、親や生活環境の責任で彼は全く悪くない。
全て私達大人の責任なのだ。
その意識を持ってみなが彼らに接していけば大きな改善が見られるだろう。
諦めることを考える、落胆する、気力を失う必要はない。
必ず日本の教育は改善されると私は信じているし祈っている。

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