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山下塾

山下学 vol.114 新たな気持ちで今年を

新年初の山下学は、今年を自分自身に
どう誓い、どう期待し、どう感じ、どう行動し、どう表現し、どう実現するのか?
それは自分だけしかわからないことだし、自分を追い込むしかない。
正しく今年がそれに相応しいのではないのでしょうか?
そこで私が最近勉強している松下学からお伝えしよう。

このエッセイは、松下先生の人間観が託された象徴的なエッセイであり、
私が深く感銘を受けたものである。

≪道をひらく≫

自分には自分に与えられた道がある。
天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。
自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。
広い時もある。
狭い時もある。
のぼりもあればくだりもある。
坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。
なぐさめを求めたくなる時もあろう。
しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。
いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず
歩むことである。
自分だけしか歩めない大事な道ではないか。
自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもはらけない。
道をひらくためには、まず、歩まねばならぬ。
心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道が
ひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。

私は思う。
人は大小異なるが、みな同じ人間である。
だからそれぞれの道がある。また新しい道もある。
その道は自分でひらくしかない。人にひらいてもらくものではない。
そんな気持ちでいられるのも自分で自分の道を作り続け自分なりの喜びを得る。
努力なしでは成し遂げられない。道は命あるまで永遠に続く。
さぁ、今年も箱根駅伝のように去年から今年、そして今年から来年へと自分の襷(たすき)
繋げていこうではないか!

今年もみなさんに私なりの考えをお伝えできるよう精進したい。

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