山下学 vol.97 親子関係
親と子の関係は当然の如く、親が上で子が下の上下関係で成立する。
しかし、最近感じることは、親なのに子どもと友達関係みたいパターンや
親が子の言いなりになるパターンが目立つ。
親が悪いと言うが、子どもも悪い。
全てが親の責任ではない。子どもにも責任はある。
それは彼らも理解していてそういう行動に出て、わかっているのに甘えているのだ。
それを更生できない親はこのあと重大な出来事や事件が起こる覚悟をしておくべきである。
私が言いたいことはそれだけ親子関係は子育てで最重要ポイントであること。
そこで、7つの鉄則をお伝えしましょう。
親子関係の鉄則
①対等でも友達でもない。
②子どもの目線に下げない。
(子どもの目線ではなく、その子の言動を注意深く観察すること)
③必要以上に物を買い与えない。
④父は大きいこと 母は小さいことに叱る。
⑤子どものご機嫌取りになってはならない。
(パパは優しいといって、嬉しがっている父親は危ない。単なる子どもにとって都合が良いだけ)
⑥父親の存在を明確に母親が子に教える。
⑦愛情はものではなく 会話にある。
(お互いのことをよく理解し合う)
このことを覚えておいてください。
今日はもう1つ。
子育ての上で理解しておくことで、出しゃばる親の子は、消極的な子が育つ。
主役は誰なのか?
当然、子どもです。
みなさんはお分かりの通りなのですが、
子だと言いながら勘違いしている親は沢山いる。
結局、本人が決められないから親がさっさと決めてしまう。
子どもの就職先まで決めるつもりですか?と言いたくなる。
自分の将来は自分のものだから自分で決めなければならないことを
親が教えなければならない。
時間をかけてゆっくり子が自分で考え出す声を待つべき。
決めるのは自分だと知るために 責任を感じるために 悩むことを感じるために・・・
この決断が、子の人生にとって大きな糧になるであろう。
大きく羽ばたく為に、成功と挫折と喜びと悔しさなど
自ら感じることが大切なのではないでしょうか?
親は最も近くにいる人生の先輩であることをお忘れないように・・・
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