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山下学 vol.92  自分の子どもを大人扱いする時期

まだまだ子どもだと思ってはいつまでも子離れできず、大人への成長を妨げる。

これは、私が常に感じていることである。

例えば、中学生になって雨が降ってきたから母親が傘を持ってくる行動は疑問がある。
これは、かなり子離れができていない証拠だと言える。

雨が降っているしまったら濡れたまま帰ってくることは、
確かに可愛そうな気持ちも理解できるが、そこは我慢の為所で甘えを断ち切るのにいい機会だと
考えべきである。
持っていかなかったことに対して本人が反省すべきで、持っていてくれる期待をさせてはダメ。
雨が降りそうなら自分で傘を持っていくだろうし、大丈夫だろうという判断で
持っていかないのだから、濡れて帰るのは当然のこと。
親に持ってきてもらう行為は、周りに対して恥ずかしいと思わなければ少しマザコンが
入っているかもしれない。
きつい様に聞こえるかもしれないが、いつまでも子どもではない。
親が大人なる時期を大人扱いしなければ、子育て失格と後で後悔することになるだろう。

誠実かつ正直な大人に育ててこそ、自分達が育ててきた喜びと感動がある。
その大人に育てる最終段階に入っている親は、もっともっと自信を持って子を離してください。
始めは上手く飛べないでしょうが、そのうち自ら上手に飛びだっていく。
それまで、手を貸さずにじっと見守ってください。

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