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山下塾

今日の感動

今日の小6の国語の授業で読んだ文章に深く感動をしました。
なのでその文章をそのままみなさんに伝えたくて書きます。

題名:自分をつくる (やさしさから生まれるもの) 作者 高田敏子

 青春とは自分の可能性を試みている時代といえましょう。
平凡をきらって平分でないものを求めさぐり続けるのが若い心であり、
それがまた若さのなやみでもあると思います。
 私たちはなやみを持つことを大変不幸のように思ってしまいますが、
なやみ多いということはそれだけ、夢や願望が多いということなのでしょう。
ことに若い人の場合、未来の時間はいっぱいあって、
方向を定める余地も多すぎて、何をすべきかのなやみを持つのは当然と思います。
そして、それに対しての自分の力不足を感じることも多いといえますが
それをおそれてはいけません。
 ある本で次のようなことばを読んだことがあります。
「あなたがもし、代数の答えを解こうとして一晩考え続け、朝になってもまだ
解けなかったにしても、一晩考え続けたことに意味があるのだ。」
このことばを読んだとき、私たちはいつも答えを得ることばかりを急ぎすぎ、
結果ばかりを重要視するけい向があるのだということに気がつきました。
よい結果がすぐに得られなくても、考え学ぶ時間を持ったということは、
後々の役に必ず立つことを思いましょう。
 科学の発達は、日常生活を便利にしてくれて、考え、くふうする余地もなく、
スイッチ一つでことが済んでしまいます。昔の人はご飯をたくにも水加減、
火加減を考えくふうしました。どうしたらおいしいご飯がたけるか、
たきぎを燃やすにはどうしたら一番よく燃えるか、創造的な仕事がたくさんありました。
でもいまは、そうしためんどうな過程を飛びこえて、考えないで済むものばかりが
作られています。それは生活の向上であり、ありがたいことでもありますが、
考えるという興味や訓練が失われてゆくことを私は不安を覚えるのです。
 日常のことはスイッチ一つで済ませても、心の問題は、
自分で考えなければなりません。愛について、人生について、さまざまな教養書
や指導書が、若い人のために出版されてはいますが、それはあくまで参考
であり、自分の道は、自分で考えなければなりません。
 若い時代とは、人としての生き方を考え、学ぶ時代であって、自分が
おとなになったとき、どんな社会を作ってゆくか、自分の夢や願いもそこに
結ばれるべきなのでしょう。

みなさんはこの文章を読んでどのように思い感じましたか?
親として結果ばかりを追い、その努力や行動を見失っていませんか?
私は思う。
努力と行動ができる子は必ず幸せを掴む。
一番いけないこと
やる気が今ないからやらない だからやる気がでたらやらせる。
確かに理に適っているように思えるが、それは勘違いしやすい。
元々そのお子さんが向上心があり、何でも行動する子だったらいいかもしれない。
その反対で、全てにおいて面倒臭がりで怠け者のタイプならどうだろう?
親として今後一気にやる気がでるとは我が子でも想像できないでしょう。
しっかり自分の子を見つめて欲しい。それぞれの答えが出るはず・・・

親やよく言う言葉
「うちの子はやればできる」
それは当たり前です。やる気を出してやればその人なりにできるようになる。
我が子だから特別扱いは問答無用。
だからちゃんと主観的に見ずに客観的に見てください。

最後に
私がこの文章を今日授業で読んだとき、
どれだけの生徒が自分に置き換えて読めたでしょうか?
気になりますね!でもそれが楽しい!少しでも伝わってほしいな。
考えて欲しいな。
だから授業の中で私は普段思うことや経験など子ども達に熱く伝えています。

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