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山下学 vol.38 ハングリー精神不況

世の中景気不況と騒がれているが、実は、教育界でも不況がある。
それは、子ども達によるハングリー精神不況だ。
これがかなり深刻で、天然やマイペースなど好い様に聞こえるが大問題なのだ。
悔しさがなく、誰とも競争しない、我が道を走る?いや歩く子ども達が
増加している。
みなさんも自分の子がそうではないかと悩んでいる方は多いと思う。
このハングリー精神欠乏症はどう解決できるのか?と考えてみた。
自論であるが、やはり教育環境に答えはある。
まず始めに言いたいこと競争がするのが当たり前。
勝つ喜びと負ける悔しさを感じれる場所があれば、ハングリー精神は育つ。
人というものは、環境に慣れる生き物のだということを覚えていたほうがいい。
だから私は、常に競争心を与えている。
実は家庭では身に付けることは難しいのだ。
何故なら、答えは友達。
昔から言う、良き友であり良きライバル!
その環境こそ最高のハングリー精神が生れる。
自分と性格が合う上で、相手に対し興味を持ち、認め、比較し、プライドが
生れる。そして全てに対して対象となるのだ。
尚友達だから露骨に出すことも無く、自分の心の中でテストや勝負事に
なると燃えるのだ。また、遊ぶときは一緒になって楽しむこともできる。
だから友達というものは大切なお金で買えない一生の宝物。

今、その競争心が必要だと再意識し始めたから全国一斉学力テスト実施や
ゆとり教育撤廃など見直されたのだ。

《結論》
人は競争の中で生きることにより輝くのである。
例にオリンピック選手を見て欲しい。
金メダルを取るために、自分自身を磨き戦うのだ。
これを見て私達は感動する。その努力を見て感動しない人はいないでしょう。
決して人を蹴落とすのではなく、自分自身に対し努力を追及することが
一番に必要なのだ。強靭な精神力がなければ成せることではない。
当然、みなさんもお分かりであろうし自分の子どももそうであって欲しくはないか?

これからの時代も、更に次の時代もハングリー精神がなければ
生きていくの厳しいと思う。
悔しさをバネに向上する心、これこそ私が子ども達に一番教えたい勉強なのだ。

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