ホーム>POOL DUCKブログ>山下塾>山下塾 vol.18 親の資格
山下塾

山下塾 vol.18 親の資格

子どもが出来れば親になる。
特に資格は無い。
当然ないが、親としての志は
「親は全て子のために全力を注ぎ身を粉にして育てる。」
言うまでもないことだ。


私は、塾を経営して数多くの親を見てきた。
千差万別で、細かなから放任主義な親まで沢山いる。
本当にいい親はどの親なのだろうか?
どの親を私はお手本しようかと考える。
それぞれの特徴がありどれが本当にいいのかを判断するのは
難しいが、1つの判断材料として子を見れば分かることがあった。
敬語を使える子は親がしっかり教育している可能性は大きい。
私の見る限り、そういう子は少なく、先生に対してタメ口をきく
生徒は増加していると思う。少なくとも私はそういう教育を受けていない。
目上の人に対しては全て敬語で接するように育てられたからだ。
だから、私は、親ではないが敬語を使わせるように生徒たちに教育する。
これは、社会人になるための第一歩だと思う。いくら勉強できてもそこで
判断される。日本人は特に気にする人種なので、学校では習わない教育が
今必要なのではないでしょうか。親は子どもにもっと敬語を使うよう促すことを
早い段階から行なうべきだ。
私は今10ヶ月になる息子がいるが、一番に教えることは礼儀作法と素直な心だ。
そして次の段階は敬語になる。この段階を小学校に上がる前に終了したい。
敬語のレベルは少しずつ上がっていけばいい。どのタイミングで使うのかが自然に
覚えていくだろう。その次に学力なのだ。
確かに早い段階から勉強をさせることは学力向上に繋がる点はあると思うが、
その可能性は、小学生に入る段階でも十分に伸ばせる。
しかし、礼儀作法や素直な心は、人として理解できないうちに身に着けなければ
個性が出来上がってしまう。その前が非常に大切なのだ。

これから育てる夫婦は、この事を大切に考えて育てれば必ず子育てが楽しくなる。
そして私は、自分の手で実証したいと思う。
親に敬語を使うことはない。全て他人に使うもの。要するに親の知らないところで
使っているのだ。だからこそ、そこで親がどう育てているか見られる。
子が馬鹿なら親が恥を掻く。これは嘘だ。敬語を使えない子の方が恥を掻くのだ。
忘れないで欲しい。私はこれからもずっと見ている。
ちゃんと使えているのかと・・・・・

最後に
親の資格は全ての人にある。国家資格もルールも無い。
だからこそ、私達一人ひとりが自分の子どものことだけを考えるではなく、
これからの未来が子ども達のためになるように幸せになれるよう願って
一緒に育てていく心が大切なのだと皆さんに叫び伝えたい。

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.poolduck.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/924

コメントする

ページ上部へ