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山下学 vol.161 僕と武田先生

僕と武田先生との出会いは、4歳くらいだったらしい。
当然当時の記憶はなく、きっと迷惑をかけていたのではないかと・・・

武田先生とは茶道の先生である。
本格的に通い始めたのが小学1年生でお茶をお手前するより
お菓子を頂戴するほうが目的だったのかな。

毎週毎週先生と顔を合わせると笑顔で私は和幸(かずゆき)という名前なので
かーくんといつも優しく迎えてくれた。

それが当たり前だったし、自分の中でいつもの光景だった。

先生が私に教えてくださったことは、
人やモノなど全てに感謝を思うこと。
大切にすることでした。

叱られたから反省するのではなく、自ら反省を自発的にする。
それこそ本当の反省と言えるのだと教わった。

その先生が先日78歳の若さでお亡くなりなった。
残念で残念でならない。
信じられない気持ちと受け入れなければならない事実とがかなり葛藤したが
先生から教わった志を胸に自分の中で湧き上がってくる思いが芽生えた。
これが先生が最後に下さった教えだと思っています。
人のために尽力を尽くす、それこそが自分の生きる道であると感じた。

ここまで自分が成長できたのは、本当に先生のお陰なのです。
10年間様々な考え方の思想を教わり、何より心を育てて頂きました。
これは絶対学校では教われなかったでしょう。
だから私は幸せな人なんです。親にも感謝してます。
この機会を作ってくださってありがとう!
私は、我が強く、負けず嫌いで、無鉄砲な男ですが、
その中で人に対して感謝の心を常に持ち続けているつもりです。
先生の教えを胸にこれから自分の夢を更に実現するために精進していきます。

天国の武田先生

本当にご苦労様でした。
私は先生に教わった心を子ども達へと伝えていきます。
人やモノ全てに感謝し決して自分を驕ってはいけない。
夢を持って前に突き進んでいくこと。
また時には一休みをして冷静な自分でいること。
人生とはいいときもあれば悲しいこともある、でもそれが人生。

本当に本当にありがとうございました!

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