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山下塾

山下学 vol.173 コミュニケーション偏差値

今回、
「コミュニケーション偏差値」
と題した訳は、

今年のこの時期で就職内定率57.6%
あまりに低すぎて学生の焦りは深刻さを増す一方でまた、
親も頭を抱えていることになる。
実際何百万円もかけて大学に入れたのも関わらず
就職できない可能性があれば普通で居られる訳がない。
更に我が子の将来に黄色信号が点る事も事実である。
まだ、内定が取れていない学生は、まずは落ち着いて
じっくりと受ける企業と向き合い、
会社がどういう方向性に向かっているのか
自分が入社したらどう利益をもたらすことができるのか
この会社は今何が必要と思うか
この会社にあって他の会社にないものは何か
自分の夢が具体的にあるか
じっくり考えてください。
即戦力というコトバより今後の自分にはのりしろがあることを
大きく感じさせねば印象が悪い、企業は可能性をかって採用する。要は賭けと同じ。
だから期待して取る。期待をさせることが大事ということに繋がる。

その会社に入りたい気持ちをもっともっと前に出すべきだ。
一刻も早く内定を取りたいという焦りからくる思いが強すぎるとうちじゃなくても
いいんじゃないと思う企業は厳しい判断を下すのは当然である。
この悪循環を繰り返しては来年3月にも決まらないだろう。
受かるも受からないも誰のせいでもなくやはり自分の魅力のないせいなのだ。
だからだから鏡の自分に向かってよく見て、何が足りないか
笑ってみて、本当はもっといい笑顔できるでしょ!
最後の最後は再度フィーリングだから
面接官がどういう人柄かしっかりと見極めて、ゆっくりと自分の思いや
自分の心を伝えることが大事である。
わたしからはこんなアドバイスしかできないけど頑張ってほしい。

まだ子育て中の親はまだまだ先だと考えはかなり危険だと言える。
どう考えてもこの氷河期は今後も続く見通しでしょう。
何年後かに我が子が同じような思いをすることになるかもしれない。
脅かすつもりではないですが、意識してください。

そこで、私は、学力は勿論のこと、コミュニケーション力を上げる必要性を
強く求める。このコミュニケーションは学校機関ではあまり評価されてない。
実際、通知表にはない。
これは可笑しく、社会に適応する人材をつくることが教育機関の一環であり、
勉強だけができて、大学に入ればいい教育はもう古いし意味がない。
わかってほしいことは、就活や入社後も大きく必要とされることがコミュニケーション力である。
これには、相手に対してどう接するべきかを客観視でき、
物事を上手く相手に伝えることできる。
当たり前にできそうだが、これにはかなりの努力や生まれ持っているモノも必要である。
我が子があまりそう感じなければ、就活がかなり厳しい状態に
なる覚悟はしておいたほうがいいかもしれない。
親というのは、わかっていても大丈夫と思いたい気持ちがある。
その気持ちはわかるが、その時点で気付いてるようなら早く措置を取るべきだと
私は思う。人は取れば取るほど動きにくくなると同じで変わりにくくなる。
同様に病気も早期のほうがいいに決まっている。

POOLDUCKは新しい教育を発信していきます。
新企画「楽しい教室」は、コミュニケーション力を鍛えるといっても過言ではない。
自らが発する考えを相手に伝える。また相手が考え方に対し意見を言うなど、
覚える勉強から自分の考えを伝える勉強となる。
答えを1つ出すことが正解でなく、様々な答え方がある。
それを知って欲しい。
自分の思いや考えを相手に伝える大切さを知って欲しい。
10個でも20個でも新しいアイディアが生まれる創造力は必ず将来に役立つ。
私はこういう参加型授業が子どもの未来に大切だと自負している。

これからの時代は、教育機関も変わらねければならない。
人を育てるカタチをもう一度考えなければ世界競争に勝つことは難しい。
日本人としての価値をどう高めるか。
人(日本人の心・考え方)がブランドとなるように教育をするべきだと私は思う。

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