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山下学 vol.130  教育の基本は 躾 である

私は、15年近く講師をやってきて感じることがある。

教育の基本は、「躾(しつけ)」である。

躾とは、礼儀作法をその人の身に付くように教え込むことと記している。
そして、字が表している様に身を美しくすることとも読めるだろう。

私は、子ども達に教えたいことの1つが「躾」である。
謙譲語、尊敬語、丁寧語をうまく相手に伝えることが会話での基本となる。
中学生になっても先生に対し、タメ口で話す生徒が数多くいる。
私が注意を促すと、実は使えるのだ。
敢えて使っていないということは、舐めている所もあり、
友達みたいな感覚で先生と話すという判断をしたのだ。
仮に彼らが、総理大臣と会うことになったら間違いなく敬語を使うだろう。
だから躾は、後々大きく彼らの人生や将来に響くことになるのだ。


生まれてから一番最初の躾は、「ごあいさつ」。
こんにちは、ありがとう、ごめんなさい などコミュニケーションの基本を教える。
みなさんも当たり前のように教えてきたでしょう。
そこから先がとても大切で、小学校に入学する辺りから敬語を少しずつ教える。
そうすれば、小学校卒業する前には当たり前のように使え、
あとはどの時に用いるべきなのかしっかり取得すればいいこと。

しかし、使えるのに使わない傾向があるので、強く使うことをしつけることが最重要となる。

親の教育ができているか、躾ができているか
一番見られる所が敬語がしっかり使えるか
私は、そう思って教育をしていますし、親御さんを見ています。
勉強ができることも大切。
しかし、私が大切なのは、バランスであり
敬語も使え、勉強も自分なりに努力し、スポーツや習い事に励み、
しっかりとしたコミュニケーション力を付けること。
完璧なことを求めているように思えるが、極めるというより、バランスよく
それぞれを得る総合的なほうが社会に適する人材を作るのだと思うのである。

そして、夢と希望は子育ての源となるので、いつもいつも夢や希望について
何度も聞いてほしい。
何なりたいの? どうして?
どうしたらそうなれるの?
なるためにどうがんばるのか?
それに今近づいているのか?

ただ思うのではなく考える、これも教育の1つ。


話を戻すが、躾をしっかり教える=親の責任。
この意識を持って、相手の気持ちを考え行動する子ども達が増えることが
日本の未来を明るくさせる要因になるだろう。

そのために
私達は、彼らにとって社会にでるための礎と成れるように努めなければならない。

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