ホーム>POOL DUCKブログ>山下塾>山下学 vol.86 躾(しつけ)開始
山下塾

山下学 vol.86 躾(しつけ)開始

ご存知の方もいると思うが、
お盆直前に体調を崩してしまい、休みの予定が全て狂ってしまった。
その後、妻も体調を崩し、家族全員最悪の状態だった。
今ではお蔭様で全員完全復帰し、最終日を迎えた。

昨日は完全とは言えないが大分調子が戻り、墓参りとスーパーに買い物と遊びに
行った。休みの間は何処も連れて行くことも出来なかったので、大好きな電車
(成田エクスプレス)を買って家で電車三昧。
ずっと電車音が鳴り響き、硫黄島からの手紙も映像から読み取るしか出来なかった。
しかし、本人は大満足だったようである。

前置きが長くなってしまったが、今回躾開始と題した理由は武蔵のワガママ度が良くない
とこの長い時間一緒に居てわかった。
躾として一番に考えたことは、パパは怒ったら絶対に言うことを聞かなければならない。
これは、自分のワガママを自分の中で押し殺し我慢をする勉強である。
直に叩くことはご法度で、痛みから教えるのではなく、存在の怖さから教えるのである。
私が今使っている方法は、子どもにとって怖い場所と言えば、暗いところである。
ワガママを言って、言うことを聞かないときは、その場所に連れて行くよというと
最初のうちは、自分の欲求に納得がいかず、ワガママを言い何度もその場所に連れては
行き、何回も泣いた。しかし、回数を重ねているうちに
言うことを聞いた方がいいと自分にとっていいという判断ができてきた。
1歳10ヶ月でもできるのである。
一つの言うことを聞くことができると褒められ、色んなことに応用が利くようになった。
小さいうちに何でも親が手を出して怒ったことで満足し結局躾が出来ていない場合が多い。
確かに何時も近くに居れば、頭も来るだろうし、ついつい手がでてしまうのもわかる。
そこで父親の存在が大きい。
いつも傍に居ない分、客観的に見れ冷静に叱りことができる。
だから躾を確認する日を作る。
そうすれば、
子どもの日常が垣間見れることでお母さんも楽に普段子育てができるのだ。

怒るのではなく、叱る。
主観的ではなく、客観的に見る。
我が子でも、所詮自分の分身ではない。

だから勘違いして我が家教育をしてしまう。
教科書がない分、親として周りの意見や本など色々情報を得て
我が家の教育論をしっかり構築していくべきである。

子どもの性格は十人十色で、それぞれの性格を把握した中で
教育をしていく。3人兄弟ならば3通りの教育と言う訳である。
大変だがしょうがない。
それだけ東京という首都圏での教育は、育てにくいところだということである。
だからこそ、躾は人の基本を作り、成長していくで大きな役割を果たすと考えている。

私は何回言っているが、学力より礼儀や躾や悔しさをしっかりできている心を身につけさせたい。
塾をやっていたからこそ、たくさんの子ども達を見ているからこそそう思う。

みなさんはどうお考えになりますか?

トラックバック(0)

トラックバックURL: https://www.poolduck.net/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1039

コメントする

ページ上部へ