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山下学 vol.7 優しい親

子どもにとって優しい親はどんな親だと思いますか?

自分の欲しいものを買ってくれる親?
わがままを言えば言うことを聞いてくれる親?
自分が辛い時に優しい言葉だけかけてくれる親?
いつも心配し過ぎてる親?
いつも自由にさせてくれる親?
時間が遅いから携帯電話にかけてくれる親?
お小遣いをたくさんくれる親?
子どもと同じ立場になっている親?

上の質問に2つ以上該当するようでしたら危険だと思います。
簡単に言えば、子どもにとって都合の良い親が優しい親になっている可能性があると
いうことだ。子ども自身それに気づいてもいる。解っててしている。
便利な親である。親は本当にそう思われることを望んではいないはずだ。
何故、親と子が食い違いがあるのか?
親が子どものために何かしてあげたいと思うことはいいのだが、
何にしてもし過ぎる事はよくない。
ここで質問である。
あなたは次のうちどちらを選択しますか?

《質問》
子どもが走って転びました。痛くて泣くています。どのように対処しますか?
ただし、走った際転ぶから危ないよと言っていた。

①自分が走って行き、起こしてなだめる。
②転ぶと事前に忠告していたので、ほら見なさい。注意をする。

正解は②です。
それぞれの考えがあると思いますが、私は②です。
走れば当然転ぶ可能性はあります。本人が気をつけない限りまた転ぶ。
子どもというのはそういう行為を繰り返して成長する。
だから大人になる頃、1つくらいの大きな怪我をしているのです。
あの痛かった思いが忘れずに記憶に残るものです。

私は、厳しさの中に優しさがある。本当の優しさに拘りたい。
私は父として息子を最大限見守っていこうと思う。
嬉しいとき、悲しいとき、悔しいとき、辛いとき、どんな時も
見守っていく。すぐに手を差し伸べてあげることはしない。
ただただ彼の生きたい自分の道を応援していく。
私は、沢山生徒達からヒントをもらっている。
愛情は、叱らない怒らない優しさじゃないいつも本気で向かい見守ることなんだ。
決して諦めない、見捨てない。その心は必ず相手に通じる。
だからこそ愛情が伝わる。それが教えてもらったこと。
いいですよ。子ども達は可愛いし素晴らしい。
塾をやっていなければこんな気持ちにはなれなかった。
私は本当の優しい親になる。

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